2007年01月26日
長尾谷高校の本(その2)
「サイバーテニスの申し子たち」
を書店で見かけました。
非常に時間が無い状態でさっと見た範囲ですが、
通販以外で販売されているのを初めて確認したわけです。
内容としては想像通り意識改革的なもので、
「従来のやり方はここがおかしいでしょ?だから私達はこういう観点で見直してこれだけの成果を出しましたよ。」
といった内容ですが、「こういう観点」のさらに具体的な内容、やり方と言った物は書かれていません。
まあその部分がノウハウであり当然明かす訳には行かないのですが(^^;)
私としてはパターン練習の例のような具体的実践方法がちょっとは載ってるといーなーと期待してたので今回は見送りかな。
ベストセラーとして良く名前が出る
「ウイニング・アグリー」
は選手としての試合への意識改革について書かれていますが、
「サイバー~」の方は「一般的にテニスって物はね。」という読み物でしょうか。
「視点の持ち方」から「考えてメソッドを試してみる」という言わば他のスポーツ全般に生かせるものです。
両書籍とも目から鱗な観点で書かれているため、従来の技術書とは違った知識が欲しい方や、技術書の知識を「試合で」活かしたい方には良いと思います。
ちなみに私は「ウィニングアグリー」はあまりためにはなりませんでした。
(あっ、最初の1/3くらいまでは役に立ちました。)
私がまだ試合に出るレベルでないことと、
元々の構成がそうなのか、訳した時点でそうなったのかは定かではありませんが、
最初の方で書かれていて「なるほど」と思った記述が、後ろの方で矛盾した事を書かれてたりしたのが気になりましたです。