2008年12月10日
クルム伊達さんについて
全日本が終わって結構立ちますが、何故かこの時期に伊達さんについてのことをちょこっと書いて見ます。(当サイトは人とは違ったタイミングを目指します!)
今年見事復帰して私達を楽しませてくださった伊達さんについて
主に見られるのは
「12年ものブランクがあるのに伊達さんすごい!」
「12年ものブランクがある往年の選手に勝てない他の日本選手はどういうことか!」
と言ったものでしょうか。
現在の所、圧倒的に前者の伊達さんへの賞賛が多いわけですが、
ここでもう片方の方を考えたときに、少し思った事を書いてみます。
(別にどうするという話ではなく思ったことだけです・・・。)
サーブ&ボレーヤーが絶滅危惧種に指定されてから久しいですが、
実際にテニスの指導の中でサーブ&ボレーというプレースタイルは根強く教えられているようですし、実際に相手に(たまに)使われることも多いため、選手達は身を持ってその長所・短所を知っているはずです。
ですが、伊達さんのプレースタイルであるライジングはどうでしょうか?
あまり積極的に教え(教えられ)ているというイメージがありません。
もちろん単体の技としては習得されているでしょうが、
伊達さんのようにほぼ全打球がライジングなどというプレースタイルは練習しないのではないでしょうか?
当然、自分でもやったことなく、練習相手もそのようなプレースタイルの方は希少(いない?)のではないかと思います。
テニスと言うスポーツは同じフォアハンド一つとっても人によって大きく打球の性質が異なります。
ですが色々な人のフォアハンドを受けていくことにより、それらへの対応方法を蓄積していけるのだと思います。
ですが、伊達さんのプレースタイルをとる人が他にいないために、彼女と対戦した人は経験したことのない未知の戦法との戦いを強いられているのではないかと思うのです。
この10年余りの間に道具と戦法の進歩は当然あったと思います。
教え方についても、やる気のある野心的なコーチも間違いなくいらっしゃるはずで、そのような方達の下では昔のままではない伸びを示す選手も出ているはずです。
それでも伊達さんに負けてしまう。負けるにしても接戦という人も少なく、結構なスコア差で負けている気がします。
海外の選手の若手でもランキングの低い選手が伊達さんに負けてしまうのは同様なところではないのでしょうか?
逆に伊達さんにあっさり勝てる or 途中から逆転勝ちできる人たちは、普段から相手打球の早い環境で練習や試合をし、結果、ライジングで帰ってくるのと同程度のタイミングでも普通に試合運びが出来る人なのではないのかなーと。(あ、ここは特に自信なさげです・・・)
もちろんあの戦法は世界で戦っていくために伊達さんとコーチ達が生み出した形ですので一朝一夕に真似できる類のものではないと素人目にも思いますが、それでも、だからこそ、伊達さんと同じ戦法でやってみよう!という選手が1人2人いてもおかしくないのになーとも思います。
ライジング ライジング
が常に続く戦いというのも見てみたい気がしますし。
あ、できるだけ短めに書こうと思ったのですが、後半大分構成が崩れてきてしまったのでこの辺にさせていただきますね。
今年見事復帰して私達を楽しませてくださった伊達さんについて
主に見られるのは
「12年ものブランクがあるのに伊達さんすごい!」
「12年ものブランクがある往年の選手に勝てない他の日本選手はどういうことか!」
と言ったものでしょうか。
現在の所、圧倒的に前者の伊達さんへの賞賛が多いわけですが、
ここでもう片方の方を考えたときに、少し思った事を書いてみます。
(別にどうするという話ではなく思ったことだけです・・・。)
サーブ&ボレーヤーが絶滅危惧種に指定されてから久しいですが、
実際にテニスの指導の中でサーブ&ボレーというプレースタイルは根強く教えられているようですし、実際に相手に(たまに)使われることも多いため、選手達は身を持ってその長所・短所を知っているはずです。
ですが、伊達さんのプレースタイルであるライジングはどうでしょうか?
あまり積極的に教え(教えられ)ているというイメージがありません。
もちろん単体の技としては習得されているでしょうが、
伊達さんのようにほぼ全打球がライジングなどというプレースタイルは練習しないのではないでしょうか?
当然、自分でもやったことなく、練習相手もそのようなプレースタイルの方は希少(いない?)のではないかと思います。
テニスと言うスポーツは同じフォアハンド一つとっても人によって大きく打球の性質が異なります。
ですが色々な人のフォアハンドを受けていくことにより、それらへの対応方法を蓄積していけるのだと思います。
ですが、伊達さんのプレースタイルをとる人が他にいないために、彼女と対戦した人は経験したことのない未知の戦法との戦いを強いられているのではないかと思うのです。
この10年余りの間に道具と戦法の進歩は当然あったと思います。
教え方についても、やる気のある野心的なコーチも間違いなくいらっしゃるはずで、そのような方達の下では昔のままではない伸びを示す選手も出ているはずです。
それでも伊達さんに負けてしまう。負けるにしても接戦という人も少なく、結構なスコア差で負けている気がします。
海外の選手の若手でもランキングの低い選手が伊達さんに負けてしまうのは同様なところではないのでしょうか?
逆に伊達さんにあっさり勝てる or 途中から逆転勝ちできる人たちは、普段から相手打球の早い環境で練習や試合をし、結果、ライジングで帰ってくるのと同程度のタイミングでも普通に試合運びが出来る人なのではないのかなーと。(あ、ここは特に自信なさげです・・・)
もちろんあの戦法は世界で戦っていくために伊達さんとコーチ達が生み出した形ですので一朝一夕に真似できる類のものではないと素人目にも思いますが、それでも、だからこそ、伊達さんと同じ戦法でやってみよう!という選手が1人2人いてもおかしくないのになーとも思います。
ライジング ライジング
が常に続く戦いというのも見てみたい気がしますし。
あ、できるだけ短めに書こうと思ったのですが、後半大分構成が崩れてきてしまったのでこの辺にさせていただきますね。